カラオケ初心者必見!ハウリングを防ぐ簡単ワザ
カラオケで耳障りな音がして困る
マイクを使うと突然大きな音がする
カラオケ中に大音量の不快な音が発生することがありますね。
このままだとカラオケを満喫できません。
そこで、今回はカラオケ初心者にも分かる簡単なハウリング対策を紹介します
この記事で分かること! - ハウリングの基本 - 原因と対策ポイント - 起きた時の対処法
- カラオケのハウリングの基礎知識
- ハウリングが起きる3つの原因と現象
- ハウリングを予防する対策と注意点3選
- 万が一ハウリングが起きたら!3つの対処法
- まとめ カラオケ初心者必見!ハウリングを防ぐ簡単ワザ
カラオケのハウリングの基礎知識
カラオケでは、マイクから入力された音声がスピーカーから出力されます。 この時、出力された音声がマイクに再び入力されると、不快な"ハウリング(筒反響)"が発生してしまいます。
ハウリングについて、まず基本的な知識から確認していきましょう。
ハウリングとは
ハウリングとは、マイクの音がスピーカーから出力され、その音がマイクに再入力されることで起こる現象のことです。
マイクとスピーカーの間で音が行ったり来たりすることで、音が増幅され続け、不快な金属的な音が発生してしまいます。
ハウリング音の特徴
ハウリングは、一定の周波数で発生し、その周波数によって異なる音が出ます。
- 高い周波数の場合は"キーン"とした金属的な音
- 低い周波数の場合は"ゴォーー"とした重低音
この不快な音がカラオケの楽しさを削いでしまいます。
発生の条件
ハウリングが発生する条件は、マイクの音量が大きすぎることにあります。
- マイクの音量が大きいほどハウリングが起きやすい
- マイクの音量が小さければハウリングは起きにくい
つまり、音量設定が適切でないとハウリングの原因になるのです。
これらのハウリングの基礎知識を抑えた上で、次に実際の原因と対策を見ていきましょう。
ハウリングが起きる3つの原因と現象
ハウリングには具体的にいくつかの原因があり、それぞれに異なる現象が起きます。 ここでは主な3つの原因とその現象を確認していきましょう。
一つひとつ、じっくり見ていきましょう。
マイクとスピーカーの距離が近すぎる
マイクとスピーカーの距離が近すぎると、マイクの拾った音がそのままスピーカーから出力され、また次のマイクに入力されるループができてしまいます。
- 距離が近いとハウリングが起きやすい
- 音量によってはわずかな距離でも発生する
具体例 : カラオケボックスの中で、マイクをスピーカーに近づけすぎると突然"キーン"というハウリング音が出る。
マイクの向きがスピーカーに向いている
マイクの向きがスピーカーの方を向いていると、スピーカーから出た音をマイクが拾いやすくなります。
- マイクの指向性によってはすぐにハウリングする
- スピーカーの配置にも注意が必要
具体例 : 部屋の隅っこにスピーカーがあり、そこにマイクを向けるとすぐ"ゴォー"と重低音が発生する。
マイクの音量が大きすぎる
マイクの音量を大きくしすぎると、マイクの入力レベルが高くなり、わずかな干渉でもハウリングしてしまいます。
- 音量が大きければ大きいほどハウリング発生しやすい
- 適切な音量設定が何より重要
具体例 : 大きな声で歌っているときは大丈夫だが、マイクの音量設定を大きくしすぎるとすぐ"キィーン"とハウリングが起きる。
このように、マイクとスピーカーの位置関係や音量設定次第で、さまざまな形でハウリングが発生します。 事前に原因を理解し、適切な対策を立てることが大切です。
ハウリングを予防する対策と注意点3選
ハウリングの原因が分かれば、その対策も立てやすくなります。 ここでは、ハウリングを予防するための対策と注意点を3つ確認していきましょう。
適切な対策を講じることで、ハウリングを防ぐことができます。
マイクとスピーカーの距離を離す
ハウリングの最も有効な対策は、マイクとスピーカーの距離を離すことです。
- マイクからスピーカーまでの距離を2m以上離す
- 壁や家具の影響で距離が近くならないよう気をつける
留意点:部屋が狭い場合は、マイクの向きを工夫する必要があります。
マイクの向きをスピーカーから逸らす
マイクの指向性を意識し、スピーカーの方を向かないよう心がけましょう。
- マイクの指向性を把握する(無指向性か超指向性か)
- マイクをスピーカーから30度以上逸らす
- マイクをスピーカーに正対させない
留意点:部屋の形状によっては、壁や天井の反射を考慮する必要があります。
マイクの音量を下げる
ハウリングが発生するのを防ぐため、マイクの音量は必要最小限に抑えましょう。
- マイクの音量レベルを細かく調整できるよう設定する
- 大きな声で歌う際は、マイクの音量を上げ過ぎない
- 拡声機能がある場合は、それを活用する
留意点:歌う際の音量のつり合いを考えて、適切に調整することが重要です。
このようにマイクとスピーカーの位置関係と音量設定に気をつけることで、ハウリングの発生を最小限に抑えられます。 楽しいカラオケのために、これらの対策を意識しましょう。
万が一ハウリングが起きたら!3つの対処法
事前対策をしっかりと行っていても、場合によってはハウリングが発生してしまうことがあります。そんな時は焦らず、以下の3つの対処法で適切に対応しましょう。
冷静に対処することで、ハウリングによる影響を最小限に抑えられます。
マイクを動かす
ハウリングが起きたら、まずはマイクの位置を動かしてみましょう。
- マイクをスピーカーから離す
- マイクの向きをスピーカーから逸らす
- マイクを移動させながら、ハウリングが収まる位置を探す
ポイント:少しずつマイクを動かし、ハウリングのないベストポジションを見つける。
音量を下げる
マイクの音量が大きすぎる場合は、一旦音量を下げて対処しましょう。
- マイクの音量を下げてみる
- できれば最小の音量に設定する
- 音量調整しながら、ハウリングが収まるレベルを探す
ポイント:大きな声で歌う必要がない場合は、極力小さめの音量設定がベスト。
一時的にマイクをミュートする
他に対処の仕方がない場合は、一時的にマイクをオフ(ミュート)するのも手です。
- ミュートボタンを押してマイクを一時的にオフ
- しばらくすると自動的にオンに戻るはず
- ミュートを繰り返し、ハウリングの原因を探る
ポイント:完全にミュートされ過ぎると歌えなくなるので、間を置いて徐々に対処する。
このように、発生したハウリングにはその都度適切に対処することが大切です。焦らず落ち着いて対応し、カラオケを最後まで楽しみましょう。
まとめ カラオケ初心者必見!ハウリングを防ぐ簡単ワザ
今回は、カラオケ初心者がハウリングを避け、気持ちよく歌い続けられる方法について紹介しました!
この記事のポイント!
- ハウリングが起きる理由
- ハウリングの原因となる3つ
- ハウリングへの対策3つ
マイクから出た音がスピーカーを経由してまたマイクに入ることで、ハウリングという不快な音が発生します。
マイクとスピーカーの距離が近い、マイクの向きが適切でない、音量が大きすぎるなどの状況下でハウリングは起きやすくなります。
対策としては、マイクとスピーカーを離す、マイクの向きを変える、音量を下げるなどが効果的です。
すでにハウリングが発生した場合は、マイクを動かしたり、音量を下げたり、一時的にミュートにするなどの対処を心がけましょう。
楽しいはずのカラオケで、ハウリングにびっくりしちゃったけど、落ち着いて対応できたわね。
次はこの対策を実践して、ノンストレスでカラオケを満喫してくださいね!